30代前半の仕事
30代前半は転職して1,000人超の部品メーカーで働きました。(職種は事務関係です。)10年以上前のことなので記憶ですが、様々なことが凄く新鮮で勉強になる環境でした。成長実感もあって3年程は周りより成果を出すぞ!と意気込んでいました。ただ入社当初から感じていた違和感があり、それは昇格や報酬の制度が転職者に厳しいことでした。評価はされているが、同じ等級に5年以上経過しないと上位等級には上がれない。直属の上司は支援してくれていましたが、同じ年齢の方(私より評価は低かったかと。)が昇格推薦されていました。もちろん1年~2年は成果や力を見る期間として理解できましたが、さすがに5年間モヤモヤを抱えながら働くということが当時できなかったです。(肩に力が入っていました。新卒プロパー社員に負けないと。)加えて、大手の資本が入っているということから、出向で毎年部長が変わる環境、親会社からの出向者が増えていき企画業務(私も参画しましたが)の主導はあくまで親会社からの出向者でした。国内の需要減というのもあり間接人員を削減していく方針が出ました。「何の為に頑張っているだろう。。。我慢しながら5年後にやりたい仕事を任せてもらえるのだろうか。。。」世間知らずだった私は大手の子会社に安心して入り、新鮮な空気で充実感を感じ、社会というものを知り、段々と気持ちが離れていくのを感じていました。「様々な経験をさせてくれた今の企業に感謝はしている。ただ給与や企業規模ではなく、自分を成長できる環境に身を置きたい。何者かになりたい。」そんなことを考えていたと思います。また自分の考えというのも、色々な経験や環境から変わっていくものだということも感じていました。何が正しいのか分からないですが、転職活動を開始していました。
Go with the flow.(流れに身をまかせる。)