30代後半の仕事

私は6社以上会社を転々としています。それ自体は何も後悔していません。本当に30代前半から後半は色々転職しました。(家族もいたので、してしまったが正しい。)30代に入ると仕事観や軸が出来ていると思います。それに加えて、高い理想を持っていました。ただし振り返ると、十分なバックボーンや戦略が無かったと思ます。

まずは、1,000人超の大手子会社から50人への中小企業への転職。給料も良く、すごくやりがいがありました。楽しかったです。ただ3年過ぎた頃から事業の失敗が見えてきて、業績が悪くなりました。ここでの満足感が理想をより高めた気がします。

次は20名の専門コンサルタント会社へ。ここは理想を実現できると入社前に話しを十分にして入社したつもりでした。(相手もいることなので表現が不適切かもしれませんが、)騙されました。業務内容も事業計画も何も違っていたのです。話し合いの結果、2週間で退職しました。さらっと書きますが、精神的にかなり厳しかったです。家族持ち(子供3人・妻専業主婦)が無職になったのですから。不安は大きかったですが、何とかなる(かな?)と思っていました。ただ2週間くらいで、転職活動は停滞します。時間があるので、応募はすぐに行い、すぐにお見送りメール。。。終わった。と思いました。ただ働かないと生きていけないと思い、粘り強く転職活動を行い内定を獲得。(仕事を選ぶ余裕は全くなし。)

無職から入社した会社は人材サービス系の会社です。業界始めてというのと、考え方(?)がメーカー中心の考えの自分とは合わないなと感じたのが正直なところでした。周囲の人は凄く良い人ばかりでした。結果半年で転職してしまうのですが、大手メーカーの工場が近所に移転して、そこで応募があったので受かったのが理由です。

振り返ると本当に色々会社変わったなと思います。でもそれが繋がって良くも悪くも現在があります。悪いばかりではないと思っています。転職を経験していない人と接すると、視野が広く素晴らしい人、何か世間を分かっていないのでは?という二種類の方がいます。そして転職が当たり前になった現在、転職経験が無い方や転職されて入社された人の気持ちや状況が理解できるようになったと思います。転職された方を即戦力だという考えがありますが、当然入社前にすり合わせた能力や技術的なものであって、組織・風土・業界慣習などを知らないと即戦力にはなりません。(即戦力になるようにキャッチアップするのは大事。)そこを勘違いされている会社は、中々人は定着しないですし、オンボーディングや人材の活用という視点を見直すべきだと思います。まぁそんな良い会社はあまりないですので、頑張りを見せていればそのうち慣れます。

いつも纏まりのない話を書いてしまいます。大丈夫。変化を求めている自分を褒めてあげてください。間違っても大丈夫。考えたうえでの行動している方は、いくらでもやり直せます。ただし日本社会では制約も多いことも事実ですので、私の反省から戦略や方向性は考えながら。

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